参考書籍 英語多読法 古川昭夫

皆さん、多読法っていう英語学習法って知ってますか?

私は知りませんでした。
これまで読んだ英語学習の本で「多読」「多読」ってたくさん出てきたけど、ただ単に沢山読むことだと思ってました。

でも違ってました。

多読にはやり方があります。
そりゃそうだよ。がむしゃらに英語の本を読んだってダメだよ。
多読多読って言われても?でした。

英語の勉強を始めて早いうちに、たまたまこの本に出合えてよかったです。

というかナゼ、多読の英語の勉強を紹介しているんならその説明がないのかのほうが不思議。
もしかすると、英語多読法って英語教育では常識なのかも。
改めて自分の無知に愕然としました。


で、英語多読法のやり方を簡単にまとめました。

・多読の前に基礎単語は300は知っておく。
・レベルに応じて少しずつ難しい本を読んでいく。
・理解度70%~100%のレベルで読んでいく。
・朗読CDで聞きながら読む。


そして肝心なのはやはり教材です。
レベルにあった教材が世の中には沢山あるんですよ。


LR
Leveled Readers
英語圏の児童向け段階別読み物

GR
Graded Readers
外国人学習者向け段階別読み物

大きく分けるとこの2つ。
これがさらに細かくレベルに応じて分かれています。
もちろん初心者はLRからです。


Leveled Readers(LR)の有名な絵本はOxford Reading Tree(ORT)です。
このORTは他の英語教育本でも何度も出てきましたけど、ようやく支持される理由がわかりました。
そして、やはり高い。

30冊17,807円CD付き。
でも1冊あたり約600円と考えるとそうでもないかも。これ欲しい。
Oxford Reading Tree Special Packs ORT Trunk Pack A (Stage 1 More First Words, Stage 1+ First Sentences, Stage 2, 3, 4 Stories Packs) 5 CD packs 
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なんで、世の中にはLRもGRも沢山あるのか?
これが気になりましたが、この本を読んで理由がわかりました。

なにも日本人向けにあるわけじゃないんですよ。
というか、LRもGRもほぼ全て洋書です。
洋書なので高い!輸入物なので高い!輸送費がかかるんですね。

LRは英語圏の絵本なので、そりゃ多いよって理由がわかります。
GRのほうは、移民が多いからです。
移民のための英語学習です。
それと、英語圏の学生も本を読まなくなってきているから、その学習のためです。
GRはこの2つが理由です。

多読は良いと思うんだけど、大きな問題点があります。
それは、多読用の本を手に入れるのが大変!

そんなに本を買うお金無いし、ネットで買うにも中身をパラパラ読めるわけじゃないからハズレることもあるだろうし。

タブレット買って、Amazonの電子書籍定額サービス月1000円と、テキスト自動音声機能使うのが一番安いかな。


英語多読法 (小学館101新書) 
古川 昭夫 
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